明日7月7日は五節句の一つ、「七夕」です。
すみや亀峰菴のお料理でも、季節を感じていただけるよう、
七夕の節句にちなんだ飾り付けをしております。
よく冷えたオーストリアワインと、夏の京会席との相性もバッチリ・・!
こちら、八寸に飾っていますのは、梶の葉と、七夕にちなんだ歌を書いた短冊です。
短冊には「あまのがはとわたるふねのかぢのはに おもふことをかきつくるかな」とあり、
後拾遺和歌集(ごしゅういわかしゅう)の歌です。
歌にもあるように、七夕はその昔、梶の葉に願い事を書いていたとのこと。
大きな梶の葉は、昔は貴重だった紙の代わりに文字を書くのに
ちょうど良かったのでしょうね。
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ここで、今のお料理を 一部ご紹介!
<八 寸>
もずく酢とろろ 蓬麩 甘海老昆布締め
とうもろこし真丈 丸十レモン煮 小鮎 など
<お凌ぎ>
鱧寿司
<焼 物 >
若鮎塩焼
<水 物>
抹茶プリン 黒糖ゼリー
鮎や鱧など 京会席に 夏の食材が涼しげに並びます
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他にも、館内には七夕の飾りがあちこち飾られております。
和紙で作った梶の葉に
水無月の大祓でご祈祷していただいた茅の輪
五色の糸・糸巻き
現在では「五色の短冊」となっていますが、昔は 詩歌や裁縫の上達を願って 五色の糸を飾っていたようですね。
そして、フロントにも小さな七夕飾りが…
明日は残念ながら曇りの予報で星空を見る事ができないかもしれませんが、
短冊を飾って、七夕の雰囲気を楽しみたいですね。
京都の夏の風物詩「京の七夕」イベントは、京都市内各所で8月から行われます。
鴨川、岡崎、二条城、堀川、北野天満宮、梅小路公園にて、ライトアップ・光の天の川イルミネーションなど、夏の京都をお楽しみください。http://www.kyoto-tanabata.jp/