11月11日から始まる「ザーヘルホイリゲフェア」の期間中にご提供する
ワインと、お料理との相性を検証するための試食会を先日行いました。
そちらの模様を今回お伝えいたします。
◎八寸◎
八寸の一部をワインを意識した物を取り入れております
「柿と生麩のクリームチーズ白和え」
柿のジューシーさと生麩のモチモチした食感が口に広がり、チーズのコクが足されることによる複雑さはゲミシュターサッツの白ワインの持つ、甘み、酸味、渋みなどとうまく調和し、ワインと料理ともに引き立ちました。
「鯖寿司」
しめた鯖の持つ酸と脂のバランス。これ自体が赤ワインを引き立てます。そこに柚子の風味を加えたシャリが加わることにより、甘みと風味を与えますので、果実味のあるツヴァイゲルトなどがいいのではと感じました。
小鍋は「秋鮭の小鍋」と「鴨の小鍋」の二種類の中からお選びいただけ、今回は鮭を試してみました。
味鍋仕立てで、タマネギのスライスを入れることにより甘みが増し、鍋のお出汁だけでワインが進みそうです。
そこに鮭の脂とキノコの滋味と食感を足していくと、軽めのタンニンがある方が、よりお互いのうま味を引き立てあいます。サンクトローレンを使ったワインがきれいに調和しました。
次回は選べる焼き物とZahelのワインの相性を探ります。