毎年11月の新酒解禁の時期に合わせてお越しいただいているウイーンのワイナリー「ツァーヘル(Zahel)」
醸造責任者のアレクサンダー・ツァーヘル氏が11月13日にお越しになられます。
今年は、他のワイナリーのフェアと絡ませ、「秋のオーストリアワインフェア 第2弾」とし、
11月11日の解禁日から20日まで「ツァーヘルホイリゲフェア」を開催。
期間中は、ツァーヘルの新酒ホイリゲと、すみや亀峰菴の料理とのマリアージュをお楽しみいただきます。
ホイリゲのご案内は何度か載せておりますので、今年のヴィンテージが入荷したころに、
味わいのレポートをさせていただきます。
今回は、ホイリゲ以外のZahelのアイテムを2つ紹介いたします。
ウイーンは比較的白ワインが多い産地で、ゲミシュターサッツ(混植混醸)が有名ですが、赤も秀逸なものがございます。
St. Laurent Kadolzberg(写真奥)
「サンクトローレン」品種は、オーストリアのクロスターノイブルグ修道院で生み出された葡萄。
ピノノワール由来と言われ、高貴なニュアンスのワインを作り出す品種。
シルキーな舌触りに、赤い果物の香り、果実の酸味とミネラルに富み、和食を歓迎する味わいです。
Antares Grand Reserve(写真手前)
「アンタレス」と言うネーミングは、さそり座の一等星からきている。夜空で最も赤く輝く星の名の通り、ウイーンを代表する赤ワインです。
サンクトローレンを主体に、ツヴァイゲルト、カヴェルネソーヴィニヨン、そしてメルローのブレンド。
濃厚で力強い味わいですが、タンニンはそれほど主張せず、丸みを帯びている。
煮込んだ肉料理に合わせて飲みたいですね。
次回は、それぞれのワインと、すみや亀峰菴のお料理とのマリアージュを検証していきます。
ご期待くださいませ
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