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京都 秋の特別公開「旧三井家下鴨別邸」【初公開!】10月1日(土)から、一般公開開始
9月29日 京都市観光協会よりご案内いただき内覧会に行って来ました。
旧三井家下鴨別邸は、下鴨神社の南にある、豪商・旧三井家の別邸、重要文化財指定 近代京都の名建築です。
三階の上に、望楼があるのがめずらしい。
望楼からは、五山送り火の東山「大文字」や「妙法」などが見え、この建屋を設計するにあたり賀茂川と高野川に挟まれたこの場所から、京の都360度パノラマの景色を見てもらおうとの想いが感じられる素敵な建築でした。
湯の花温泉からの所要時間 約65分 【すみや亀峰菴 ⇒ JR亀岡 ⇒ JR二条・地下鉄 二条 ⇒ 地下鉄 三条京阪・京阪電車 三条 ⇒ 京阪電車 出町柳 】 最寄の出町柳駅からは、徒歩約5分
一階、広間から庭を望む。 切り取った一枚の絵のように・・
玄関棟は、主屋が移築された大正期に増築された建物
天井を高くして床は絨毯が敷かれ、椅子で過ごせるように洋式を取り入れて造られています。格天井に絨毯、壁には鳥の子色に、白いキラで影日向菱菊の文様の唐紙。
主屋は、明治期に建てられた建屋を移築
一階、二階と庭に向けて広く開放的な作りで、今のようなサッシの無い時代、木製建具でガラスを出来るだけ大きくし、いかにして庭を全部見せようとしたか往時の建築の工夫が感じられました。
また、この二つの川で穢れを流す、とてもパワーの強いスポットであるとも、この後、下鴨神社でお話を聞きました。
二階・三階望楼は、平成28年11月19日 ~ 12月4日 特別公開でのみ見学できます。(一般公開では、見学することができません)
京都市観光協会 URL http://kyokanko.or.jp/mitsuike/index.html
二階、欄干の形も美しく、また趣の違う景色