こんにちは、ソムリエの田中です。
午前と午後で二つのワイナリーに訪れたので、
二回に分けてお送りいたします。まず、ブルゲンランド州のアイゼンシュタッ
で侯爵家として古くから伝わる
エスターハージー家が所有するワイナリーに
行ってきました。
少し前まではお城の敷地内でワインを
生産しておりましたが
今では、郊外の土地にモダンなワイナリーを
作り、そこで生産されています。
天気もすごく良く、ワイナリーの前の庭で
テイスティングをしました。
この地域(ライタベルグ)のメイン品種
であるブラウフレンキッシュ(赤)と
シャルドネ(白)はもちろんよい出来ですが
オーストリアではまだそんなに
作られていないピノノワールの質の良さを
再確認しました。
なんでも、ここエスターハジーが
オーストリアの最初のピノノワールの
作り手だとのことです。
かの昔、ブルゴーニュから嫁いできた
お姫様が、ピノノワールを植えてよと
頼んだことが始まりだそうです。
写真は、エスターハージーワイナリーの醸造責任者
ステファン ティッペ氏と 日本向けマーケティング担当者の
カトリーヌワンバッハーさんです。