展示風景より、柳幸典《Nagato70・Ⅰ-Ⅱ》(2021) 撮影=山田周平
ロビー&ギャラリー「百代(はくたい)」にて、柳幸典のパシフィック・シリーズの新作を展示いたしております。
鋳物で制作された巨大な戦艦長門の立体作品「Nagato 70・I – II /2021」、ビキニ環礁に沈む実物の長門を撮影した写真作品「Nagato Blue – (propeller) /2020」など、今年8月にロサンゼルスのメガ・ギャラリー・Blum & Poeでの大規模個展で発表された長門に続く新たなバージョンの日本初公開となります。
柳氏自身が設計・監修したすみや亀峰菴のロビー兼ギャラリーの鉄の空間と、深い海の底に沈んだ近代の鉄の遺構とによる、美術館等では味わえない特別な空間をご鑑賞ください。
長門のプラモデルのパーツを拡大し、鉄の鋳物として制作した巨大な立体作品
《Nagato70・Ⅰ-Ⅱ》(2021) 作品一部 撮影=山田周平
窓ガラスに描かれた設計図 撮影=山田周平
柳氏が自らダイビングして沈む長門の姿を撮影した写真作品
Nagato Blue – (propeller) /2020 写真紙、アルミとアクリルマウント、161.4 x 100.0cm (C)YANAGI STUDIO