(写真:プラガーの外観 ドナウ川のほとりの佇まい この向こうに、急斜面の畑が空高く広がっている)
今年は、オーストリアと日本の友好150周年です。
当菴でも、ベーゼンドルファーのピアノコンサートを始め、オーストリアウイーク、ワインフェアなど、オーストリアにまつわる催しを1年を通して行います。
今月6月は、「グリューナーフェルトリーナーフェア」
オーストリアを代表するブドウ品種「グリューナーフェルトリーナー」を使ったワインを紹介しております。
今回は、ドナウ川沿いヴァッハウ渓谷にある5つ星ワイナリー「プラガー」をご紹介
オーストリアの銘醸地「ヴァッハウ」は、世界遺産にもなっている風光明媚な生産地です。
ドナウ川に沿って、急斜面の山が迫り、所狭しと葡萄畑が連なっております。
厳しい条件ではありますが、涼しい気候と、ミネラルの多い土壌が、キレのある、辛口の白ワインをたくさん産出します。
(写真:ドナウを見下ろす急斜面の畑、さらに上のほうまで畑は続く。/葡萄の仕立て方を説明してくれるボーデンシュタイン氏/元教授の彼の説明講義を受けているよう)
(写真:左)プラガー独特の葡萄の仕立て方「シュトゥック・クルトワ」限られたスペースの中で、密植し、葡萄どうしを競争させる。それによってクオリティーの高い葡萄が育つ。
(写真:右)セラーに飾られていた「シュトゥック・クルトワ」を表した絵画が、とても印象的。
彼らは、白ワインしか作っていない、しかもこの地の代表品種である「グリューナーフェルトリーナー」と「リースリング」のみ。
しかしながら、グリューナーフェルトリーナーだけでも実に100種類以上のクローン違いの葡萄を持っている。そして、急斜面の畑でありながらも、新たなテロワールの為に、上へ上へと耕作していく飽くなき探求心。
2種類の葡萄と、小さな区画で作り出す、様々な表情のワインが楽しめました
(写真)すみやメンバーとプラガーの当主 トニー・ボーデンシュタイン氏
今回のフェアでは、グリューナーフェルトリーナーの「ヒンテルデルブルグ」を紹介しています。onlineshop「柿の花」でご購入も出来ます。
是非グリューナーフェルトリーナーの様々な一面をお楽しみください。