(写真:ユルチッチの外観 白と緑が基調のおしゃれな佇まい トレードマークの”J”のロゴが目を引く)
今年は、オーストリアと日本の友好150周年です。
当菴でも、ベーゼンドルファーのピアノコンサートを始め、オーストリアウイーク、ワインフェアなど、オーストリアにまつわる催しを1年を通して行います。
今月6月は、「グリューナーフェルトリーナーフェア」
オーストリアを代表するブドウ品種「グリューナーフェルトリーナー」を使ったワインを紹介しております。
今回は、ナチュラルワインに力を入れている造り手「ユルチッチ」をご紹介
(写真:百年以上も前に作られた重厚な扉を開け、降りていくととても広いセラーが広がります。
木の樽はもちろん、ステンレスバリックやコンクリートタンクなど、次の時代を見据えた様々な取り組みをしており、ワイン造りの歴史そのものを見ているようです。)
ユルチッチは、オーストリアの銘醸地カンプタール地方の、ランゲンロイス村にある歴史あるワイナリー。
2000年代前半までは、カール、エルヴィン、パウルの3兄弟が畑、醸造、マーケティングと手分けをし、ランゲンロイスらしい伝統的なワイン造りを行っていました。
エルヴィンの息子、アルヴィンがその哲学を受け継ぎ、より自然に寄り添ったワイン造りを始めています。
畑は、2009年からすでに有機認証を得ており、ヴィンテージを経るにつれて、ポテンシャルの高くなっていく葡萄を使い、実験的な醸造法を試みてきました。
今、ワイン界を賑わせているオレンジワインや、ナチュールワインの「ユルチッチとしての表現」を垣間見ることができ、「次はどのようなワインを造るのだろうか」とワクワクさせられるワイナリーです。
今回のフェアでは、グリューナーフェルトリーナーのナチュラルワイン「ベレナチュレーレ」を紹介しています。onlineshop「柿の花」でご購入も出来ます。
是非グリューナーフェルトリーナーの様々な一面をお楽しみください。