先日オーストリア大使館にて「ブラウフレンキッシュセミナー」が開かれました。
ブラウフレンキッシュはオーストリアで栽培されている黒ブドウで、
高貴な赤ワインを作る品種として知られています。
しかし、白ワインが主流のオーストリアワインの世界、
赤ワインがフォーカスされる機会はなかなかありませんでした。
今回のセミナーを通じて改めてオーストリアの赤ワインはとても高いレベルにあると実感。
ブラウフレンキッシュの持つ様々な面を再認識いたしました。
ナビゲーターは地質学者でもある坂本雄一氏
ワインを畑の地質で比べるという切り口で
6種類のブラウフレンキッシュをテイスティングいたしました。
ブラウフレンキッシュはまさに、畑、土壌、風土、気候などのテロワールを如実に反映させるブドウで、
畑によって個性的なワインになります。
オーストリアのブルゲンランドという限られた地域の中でも、地質学的には多様であり、
それが各々のワインの個性を作り出しているとのことです。
当菴でもブラウフレンキッシュを使った
ワインは数種類ございます。
機会があれば、味わいと地質のつながりを
お話しできたらと思います。
◆集まった生産者はブルゲンランドの3ワイナリー◆
↑グロッサーワインの醸造責任者 マークス・バッハ氏
↑エスターハジーのジェネラルマネージャー ステファン・ツェッペ氏
↑ヴェーニンガーのオーナー フランツ・ヴェーニンガー氏
全て昨年6月に訪れたワイナリーで、当菴でも人気の赤ワインの生産者達です。
↑セミナーに花を添えておられた、ヴァイオリニストの前田朋子さん
これまでに2度演奏会をすみやでも開いていただきました