11月11日から始まる「ザーヘルホイリゲフェア」の期間中にご提供する
ワインと、お料理との相性を検証するための試食会を先日行いました。
2回に分けてそちらの模様をお伝えしておりましたが、今回はその2回目です。
前回の記事はこちら
本日は予定している選べる焼物3種の中からの2つ
①「丹波地鶏の塩麹漬け 海老芋田楽」と
②「鰻の天ぷら、鴨の九条ネギ巻き天ぷら 赤ワインソースと味噌のソース」
とZahelの赤ワインとを合わせました。
まず①についてですが
塩麹によってよりまろやかな味わいになった地鶏は、甘みさえも感じるほどの優しい味わいになり、
皮の焦げた感じや、脂のジューシーさを蓄えているので、
ほのかなタンニンや、ワインの果実のジューシーさをもつサンクトローレンが良いと思いました。
また、付け合せのエビイモはホクホクで、味噌と共に口中に纏わり広がる様は、ツバイゲルトのそれに近いものを感じました。ですのでホイリゲの赤も良いと思います。
続いて②番 結論としては色々なワインを楽しみたくなる一皿。グラスワインを数種類楽しめるフェア期間にはピッタリではないでしょうか。
鰻の味の付け方や、火の入れ方、つけるソースによりいくつもの組み合わせが出来ましたので、なかなか悩ましい試食でした。どの調理法においても、赤ワインとの相性は抜群です。蒲焼の天ぷらと、味噌のソースの組み合わせに、アンタレスを合わせると申し分のないマリアージュでした。
また、鴨とネギの天ぷらは、ネギの瑞々しさを鴨の深い味わいが包み込んでおり、ワインソースと共に口に運ぶと、広がる滋味深さ。サンクトローレンやアンタレスお勧めです。
また、ここには載せておりませんが、チョイスメニューはもう一品「亀岡牛のすきやき」を用意いたします。芳醇な牛肉と深い味わいの「アンタレスグランドレゼルヴ」の相性もおすすめです。