みなさんこんにちは。
夏至も過ぎ、さらに暑い日が続きますね。
夏の食材と言えばいろいろありますが、今日は鱧と鮎の仕込み風景をご紹介いたします。
(ちなみに 「仕込み風景は」 シリーズ化する予定です。)
鮎は見た目そのまんまですが、仕上がりが泳いでいるかのように見えるよう、魚体をまげて串を打っております。
この串打ちはいかに皮を傷つけずに打っていくかが大切なポイントになります。
この時、まだ鮎は動いているので慎重に串打ちをするのですが、これがまた緊張するのです^^;
鱧は、小骨がとても多い魚なのでそのままでは食べることができません。
ですので骨切りをいう技術を使い食べやすくします。骨切りとはその名の通り、小骨を包丁で切っていくことです。
骨切りは実に1センチにつき11回もの包丁が入っています!!
鱧は細長い魚ですので、一匹に約500回もの包丁が入っていることになりますね。
あと骨切りのポイントとしては、皮の半分くらいまで切り込みを入れるのがコツになります。
こういった細かい技術によって、あの鱧のふっくらとした食感が楽しめるのですね。
ぜひとも、繊細な仕込みを思い起こしながら、夏の味覚をお楽しみください。
鱧と鮎を堪能できる「鱧と鮎のお料理 宿泊プラン」はこちらからご予約いただけます。